伝える技術 「インタープリテーション」講座 を受講しました
今日パークボランティアの会員の方主催で上記講習があったので参加してきました。
ついでに買い物をしたかった関係で、
7時40分の船で移動したので少し眠かったです。
ある程度、座学なのかと思いきや、
ほとんど実践型アクティビティのプログラムで行われました。
参加者は16名。
やった内容としては、
・1枚の絵を分割したものを8組。
同じ絵だった人と組み、最初に相手の人を事故紹介する
・1人が選出され、お題の図形を言葉で説明し、
参加者がその説明から同じものを書いてみる。
(質問あり、なし計2回)
・字のない絵本の各1ページをそれぞれ渡され、お互いに絵は見せず、
その絵の内容を話すだけで、絵本本来の順番に並ぶようにする。
・4人1組でそれぞれ1つの与えられたテーマ(計4)で狙いを考え、
それを導入、展開、まとめの講習会を考える。
何か伝えたいことがある場合、情報を一方的に言うことでは
心になかなか残らない、聞いてるだけになるので、
体験などを通じて、伝えたいことを自分から感じてもらうことの意義を実感した。
子供相手に退屈させないだけでなく、大人相手でも全く同じなんだな。
サンゴひとつでも、単に展示するだけではふ~ん、で終わりそうなところ、
中の見えないボックス二つで「どっちがサンゴ?」と書いてあり、
手を突っ込んでサンゴを触ってもらう。
そういうのがあれば手を突っ込んでみたくなるし、
実際に触った感触を体験すれば、中々忘れない記憶にになるだろう。
一応ガイドの技術の1つのようだが、色んな分野に応用できる気がする。
単に情報や知識を得るだけなら、ネットで読む、動画で見る、で事足りるわけで、
講習やスクールとしての価値があるものはこういものなのか、と。
まさか、こんな中身の濃い講習が無料で受けれるとは。
こういう興味を持ったものにどんどん参加してみることができるのも
またリタイア生活の特権ですね。
最後は任意参加で潮の引いた海へ観察会。
何種類かのカニと大量のヤドカリ、そしてシャコを見つけた。
シャコをこんなところで見れたのは初めて。
ヤドカリは今の貝に7割が満足していない、という話に。
満足度調査は貝をいっぱい置いておくと、引っ越しを始めるのが多いらしい。
そういった実験もやってみると面白そう。
ガイド業でもないので、今日の技術をすぐに実践出来る場を探すのが難しいが、
何か伝えたいことがある場合に、こういった発想の転換ができればおもしろそう。
とりあえずブログでの実践は難しい、かな?
あと、やはりガイドしてる人は説明などが手馴れてるなぁ。